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日本のメディカルハーブって?

福岡では、今日、最高気温が過去で一番の40℃になったと報道されていました。二十四節気では「大暑」です。

 

暦上、一年でもっとも暑さが厳しく感じられる頃。
入道雲が見られ、花火大会など夏のイベントが目白押し。鰻を食べる「土用の丑」や、桐や白粉花など夏の花が盛りになる季節でもあります。鰻にはたんぱく質を始め、ミネラルなど私たちに必要な栄養素が沢山含まれています。夏バテしないように、今年は意識して食しました。

現在、日本メディカルハーブ協会が主催している「ハーバルフードセラピー実践講座」の講師を一部担当していますが、とても嬉しい感想も多く頂いています。


この講座は、薬膳を中心に植物化学成分や栄養学の3つの柱に、お茶、ハーブティーやアルコールなど、日頃私たちの食に関わる知識を知ることができる協会らしい内容に組み立てられています。
教室でも特に力を入れていきたいと考えている講座でもありますのでこの講座については、改めて秋以降にご案内させていただきますね。

 

さて、以前より教室では「日本のハーブセラピストコース」が定番の人気講座のひとつとして開催されています。

日本に伝わる伝統ハーブについて、様々な知識とともに学んでいます。

特に人気なのは、毎回日本のハーブを中心にお屠蘇や葛根茶、七味唐辛子、お香(香袋や文香)、化粧水などを皆さんでつくる実習です。

全4日間の内容で進めていきます。

 

日本のハーブについて

普段から使っている生姜や紫蘇なども日本のメディカルハーブで登場します。

エビデンスというより、昔から体調不良の時に伝統的に使われてきたものも多く、

今でもその薬効を目的に利用されるハーブを中心に成分や作用から適応などメディカルハーブとしての視点からも学んでいきます。

 

昨年12月は年末という事もあり、実習で屠蘇散ベネディクティンという、

いわゆる同じ目的で作られているものを日本古来のものと西洋レシピで再現しています。

使われるハーブは、シナモンなら桂(ケイ)、クローブは丁子という風に、

それらの多くは遣隋使や遣唐使の時代に中国大陸から日本に入ってきたもの。呼称は違っても同じものであることが多いです。

含有されるフィットケミカル成分や期待される薬効もだいたい同じなので、

寒い季節の体温保持や消化促進、免疫向上のために飲まれるもの。日本の「屠蘇」ならさらに「厄除け」としての意味も含まれますね。

 

以下はベネディクティン屠蘇散の実習の際に使ったハーブ&スパイス類

これを細かくしてベネディクティンならをっかやジン、ブランデーなどに漬け込み

屠蘇散は正月前に日本酒やみりんに浸けこんで使います。

 

屠蘇散は植物性のフィルムに詰めて漬け込んだものがこれ。

屠蘇散

 

 

お正月は家族で若い年齢の娘から順番に飲み進めました。

 

そして、年明けの講座では七味唐辛子と葛根茶を作りました。

使用するハーブそれぞれにも意味があります。

七味唐辛子

 

七味唐辛子は日本独特のスパイスブレンド(香辛料)です。

私は辛みが苦手なので、一味唐辛子は本当に微量だけしか加えないのですが

さすがに七味「トウガラシ」なので。笑

 

一味唐辛子をはじめ、山椒や麻の実など全9種類。

丁寧に乳鉢で潰していくと香りが引き立ちます。

 

七味唐辛子づくり

 

次回講座では、お香を使って匂い袋や文香の実習となります。

日本の風土とハーブの関係もさらに学び進めていきます。

30種類のハーブの他に毒草16種類も。楽しすぎます。笑

 

日本のハーブセラピストコースは年2回開催しています。

次回は12月スタートとなります。

事前に質問などありましたら、丁寧に対応させていただきます。(*^-^*)

 

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